幼なじみは俺様王子。





「世界の人口ってどのくらいか知ってる?」


「へっ?」


当然の意外な質問に拍子抜けした。


「うーん……わかんない」


ドキドキしながら、あーちゃんの言葉を待つ。


「世界にはね、70億人もの人がいるの」


……な、70億人!?


そんなにいたんだ……。


「70億人もの人がいて、その中で出会えたって、なんだか凄いと思わない?」



「あーちゃん……」


あーちゃんがそんなドラマチックなこと言うなんてなんか意外……。


「あたしと穂香だって、出会えたのは運命よ?」


「……うん」


あたしが頷くとあーちゃんは誇らしげな笑顔を浮かべた。


「もちろん、王子とアンタが出会えたのだってね」


「……えっ?」


あたしと楓が出会えたのは…運命?


でも、運命って本当にあるのかな……?


「人との出会いは運命だって言われてるの」



星空を見つめながら話すあーちゃん。


その瞳には満天の星空が映っていた。