~歩side~ どうやら、俺は 馬鹿だったようだ。 何故2人で遊ぼうなんて 思い立ったんだろう。 考えなきゃ良かった。 こんなに、自分が 飛鳥を女としてみていて、 すごく好きだって事を 自ら思い知らすようなことを してしまった自分は 本当に馬鹿だ。 映画の最中、 俺の頭はすっからかんで。 内容なんて全く 頭に入らなくて。 終わったあとの 飛鳥の映画の感想の問いかけにも それっぽく答えて。 少しでも、触れたかった。 だけど 隣のシートに座る彼女は 近いようで、 とても遠い存在に感じた。