「あのねぇ、どっちかって言うと、オレが葉月ちゃんを酷い目に合わせてんだから、謝るとしたらこっちの方なの。葉月ちゃんは怒る方。だいたいそんな怪しいカードで何がわかるんだって。そんな無責任な予言なんて忘れておしまいなさい」
だって、私だって忘れてたけど、こんなことがちゃんと起こったんだから、思い出しちゃっても仕方ないじゃない。
「カードってのはもともと、偶然を楽しむ遊びなんだから、べっつになんも教えちゃくれないんだって。そんなとこに勝手に幻想くっつけて語るたわ言に振り回されることないよ」
そんな、たたみかける様に言われると、それを信じたくなっちゃう。
だって、私だって忘れてたけど、こんなことがちゃんと起こったんだから、思い出しちゃっても仕方ないじゃない。
「カードってのはもともと、偶然を楽しむ遊びなんだから、べっつになんも教えちゃくれないんだって。そんなとこに勝手に幻想くっつけて語るたわ言に振り回されることないよ」
そんな、たたみかける様に言われると、それを信じたくなっちゃう。

