「カードを選びましょう。あなたのお好きなカードを十枚、私の手の上に重ねて下さい。十枚ですよ。そしてそれを選ぶ間、知りたいことがあるのならば、そのことだけを考え続けているのです。いいですね。できますね」
知りたいこと、と言えば、私の運命。私がこの新しい学校で、うまく渡っていけるのかと言う事だけど、それを考え続けるのは難しかった。
だってカードを十枚数えなくちゃならないのに、なんで考えていられるの? 私の頭が弱いのか、それとも課題が無茶なのか。
つまり私は占い師の第二の注文にも応えられないまま、彼の術は(術?!)進んで行った。
数ばかり数えながら積んだそのカード十枚を、ゆっくりと表に返す。知識のある人だったら、いちいち反応したりできるだろうけど、さっぱりわかんないから、何もわからない。
えーと、輪。
って、いい意味だっけ、悪いんだっけ? あ、でも、向いてる方向とかでなんかあるんだよね。
じゃやっぱり考えてもムダか。
知りたいこと、と言えば、私の運命。私がこの新しい学校で、うまく渡っていけるのかと言う事だけど、それを考え続けるのは難しかった。
だってカードを十枚数えなくちゃならないのに、なんで考えていられるの? 私の頭が弱いのか、それとも課題が無茶なのか。
つまり私は占い師の第二の注文にも応えられないまま、彼の術は(術?!)進んで行った。
数ばかり数えながら積んだそのカード十枚を、ゆっくりと表に返す。知識のある人だったら、いちいち反応したりできるだろうけど、さっぱりわかんないから、何もわからない。
えーと、輪。
って、いい意味だっけ、悪いんだっけ? あ、でも、向いてる方向とかでなんかあるんだよね。
じゃやっぱり考えてもムダか。

