ここ、美術室だったんだ。あれ、美術室の窓だったのか。下から見上げて、えーと、……やっぱり間違えてない。合ってる。だったら?
「城くん、ひとり? なんで?」
「なんでって。あ、葉月さん、制服できたんですね。似合いますね、予想通り」
「それどころじゃなくて、だって、この窓だったの」
「窓? どうかしたんですか?」
「黒ずくめなの、背の高い帽子被って、いかにも怪しげな格好した人」
「……なんですか、それ?」
なんでしょう、か。自信が傾いてきた。この美術室のどこにも怪しいヤツどころか、城くん以外の人なんていなくて、キャンバスの影だって隠れきれるもんじゃないし。
あ! 準備室?
「城くん、ひとり? なんで?」
「なんでって。あ、葉月さん、制服できたんですね。似合いますね、予想通り」
「それどころじゃなくて、だって、この窓だったの」
「窓? どうかしたんですか?」
「黒ずくめなの、背の高い帽子被って、いかにも怪しげな格好した人」
「……なんですか、それ?」
なんでしょう、か。自信が傾いてきた。この美術室のどこにも怪しいヤツどころか、城くん以外の人なんていなくて、キャンバスの影だって隠れきれるもんじゃないし。
あ! 準備室?

