自分でもはっきりしない間に、私は走り出していた。『あれ』が出てきたのとは別の、私に近い方の入り口から、校舎の中に飛び込む。
なにをどこまで考えていたのかわかんない。
後ろを振り返るなんて、そんなことは怖くてできないことだった。だけど音は聞いた気がする。違うかもしれないけど、私以外の足音が聞こえたような気がする。違う?
誰かに会いたくて校舎に入ったのに、誰もいない。こんな時に、うわばきとかなくて良かったなんて思ってる。
どうだっていい、そんなこと。例えあったって脱いだりしなかったんだから、気にしてるとこじゃない。
なにをどこまで考えていたのかわかんない。
後ろを振り返るなんて、そんなことは怖くてできないことだった。だけど音は聞いた気がする。違うかもしれないけど、私以外の足音が聞こえたような気がする。違う?
誰かに会いたくて校舎に入ったのに、誰もいない。こんな時に、うわばきとかなくて良かったなんて思ってる。
どうだっていい、そんなこと。例えあったって脱いだりしなかったんだから、気にしてるとこじゃない。

