あぁ。
指示どおり上を見ると、城くんが手を振っていた。そんなに大きく振らなくても、キミの存在を伝えたいなら、その六割くらいで充分だ。元気、だよね。しみじみと。
「ちょっと寄りませんかー? 朝ごはん、出しますよっ」
朝ごはん……。結構ですとか遠慮しますとか、断ろうと思いついた時には、城くんの顔は窓から引っ込んでしまっていた。
叫べば聞こえるのかもしれないけど、そんな大声をあげるのは嫌だった。だってそれは、変、じゃない。
人の姿はあまりなかったけれど、まったくってわけじゃない。誰かに見られて、変だと思われるのが怖い。
できるだけ普通を心がけているのに、はみ出すってわかっている行動はとれない。
指示どおり上を見ると、城くんが手を振っていた。そんなに大きく振らなくても、キミの存在を伝えたいなら、その六割くらいで充分だ。元気、だよね。しみじみと。
「ちょっと寄りませんかー? 朝ごはん、出しますよっ」
朝ごはん……。結構ですとか遠慮しますとか、断ろうと思いついた時には、城くんの顔は窓から引っ込んでしまっていた。
叫べば聞こえるのかもしれないけど、そんな大声をあげるのは嫌だった。だってそれは、変、じゃない。
人の姿はあまりなかったけれど、まったくってわけじゃない。誰かに見られて、変だと思われるのが怖い。
できるだけ普通を心がけているのに、はみ出すってわかっている行動はとれない。

