それが重たく聞こえたから、私は声のした方を見てしまっていた。
「寝たらすぐに、また朝なんだよ」
……そんなことくらい、わかってる……。
言い返そうとした私は、その目に黙らされた。そこにはいつもの調子はまったくなく、本当に、真剣な。
それで私は、自分が言おうとしていた言葉のくだらなさに気付く。くだらなくて、意味がなくて、自分の気持ちですらない。その場しのぎのそれっぽい、やっぱり嘘だ。
顔を上げたりしなければなにかは言えたかもしれないけど、だから、……上げて良かったんだ。
いろんなことがわかかなくなったって、自分と違うことは言いたくない。私は。
「寝たらすぐに、また朝なんだよ」
……そんなことくらい、わかってる……。
言い返そうとした私は、その目に黙らされた。そこにはいつもの調子はまったくなく、本当に、真剣な。
それで私は、自分が言おうとしていた言葉のくだらなさに気付く。くだらなくて、意味がなくて、自分の気持ちですらない。その場しのぎのそれっぽい、やっぱり嘘だ。
顔を上げたりしなければなにかは言えたかもしれないけど、だから、……上げて良かったんだ。
いろんなことがわかかなくなったって、自分と違うことは言いたくない。私は。

