自分のせいで誰かが怪我をするなんて、見るのはもう嫌だった。
私に災難だって言うんだったら、私だけにぶつかってくればいいのに、どうして周りまで巻き込むんだろう。もう私の側には、だれも来ない方がいいのかもしれない。
「葉月ちゃんは、振り回されすぎてる。言ったよね、忘れなさいって。ふだんだったらなんでもないことを、ただ気にしてるだけだよ。調理室のオーブンも、図書室の棚も、ただ起こっているだけの出来事で、葉月ちゃんは目撃者の一人に過ぎない、普通に考えれば」
普通になんて考えられるわけないのに。私は下ばかり向いていて、もう一生顔を上げることなんてできないなんて思ってた。
私に災難だって言うんだったら、私だけにぶつかってくればいいのに、どうして周りまで巻き込むんだろう。もう私の側には、だれも来ない方がいいのかもしれない。
「葉月ちゃんは、振り回されすぎてる。言ったよね、忘れなさいって。ふだんだったらなんでもないことを、ただ気にしてるだけだよ。調理室のオーブンも、図書室の棚も、ただ起こっているだけの出来事で、葉月ちゃんは目撃者の一人に過ぎない、普通に考えれば」
普通になんて考えられるわけないのに。私は下ばかり向いていて、もう一生顔を上げることなんてできないなんて思ってた。

