入り浸る。そう言えば、さっき松宮くんもこんなこと言ってたっけ。えーと、それで、困ったことがあるって。
「わぁっ」
その自分の声が大きかったことに気付いた時には、私はじゅうたんに手をついていた。じゅうたんの上に転がってた、って言うのが正しいのかも。
な、なんで?! なんでよ? なにやってんの? 私は。なになになに。頭の中ぐるぐる回って、わかんないことだらけになってる。そうだ、隣にいたのは。
「松宮くん?」
どこ?
「ここだよ、葉月ちゃん。大丈夫だよね」
振り向くと一番に手が見えた。よいしょ、なんて言いながら、私を立たせてくれたけど、そんなかけ声が必要なほど重たくないと自分では思ってるんだけど、私は。
「わぁっ」
その自分の声が大きかったことに気付いた時には、私はじゅうたんに手をついていた。じゅうたんの上に転がってた、って言うのが正しいのかも。
な、なんで?! なんでよ? なにやってんの? 私は。なになになに。頭の中ぐるぐる回って、わかんないことだらけになってる。そうだ、隣にいたのは。
「松宮くん?」
どこ?
「ここだよ、葉月ちゃん。大丈夫だよね」
振り向くと一番に手が見えた。よいしょ、なんて言いながら、私を立たせてくれたけど、そんなかけ声が必要なほど重たくないと自分では思ってるんだけど、私は。

