「てか、お前まだパジャマかよ
時間大丈夫なわけ?」
時間…?
知晴の声にハッとして
恐る恐る壁にかけられた時計に目をやる
「や…やばいかも」
「やばいかもじゃねーよ
じゃあ俺 先行くから」
遅刻すんなよー
知晴は最後にそう付け足すように呟いて
左手をヒラヒラ振ると
そのまま窓とカーテンを閉めた
「ぎゃーー
遅刻するー」
あたしは慌てて準備をすると
カバンを手に取り
バタバタと音を立て
すごい勢いで階段を降りた
何とか間に合いそう…
再び時計を確認すると
あたしはドアノブに手をかけた
その時
ちょうどボタンに触れてしまったのか
ドアの横に付いてある電子ポストから
ヒラリと何かが落ちた

