王様とアタシの絶対恋愛制度



この関係が壊れてしまうならば
ずっとこのままでいい


知晴の隣に居られれば
それでいいって思ってた


思ってたんだけど…


〜〜♪〜〜〜♪


知晴はポケットでカラフルに光り始めた携帯を
手に取り耳に押し当てる


「はい?あーはいはい
分かりました!ん、じゃあな〜」

「誰?」


携帯を閉じ深い溜め息をつく知晴に尋ねる


「七瀬ってゆうバスケ部の先輩、さっさと学校来いだとさ〜」


めんどくさっそう呟いて再び
溜め息を漏らす知晴とほぼ同時に


あたしも深く溜め息をついた


「何でお前も溜め息ついてんだよ?」


「…何でもない」


…わけないじゃん!


知晴本人は全く気付いてないみたいだけど


最近、知晴は女子に人気があるんだよね…