「ヒマって~。家帰りなさいよ。どうせ今日も女の子引っかけたんでしょ?」 「まーね。下駄箱で待ち合わせしてる」 「……じゃあヒマじゃないじゃない。なんで来たの」 あたしがそう言うと 唯月はあたしの耳元まで口をもってきて そっと囁いた 「ヒマっていうのは口実でさ、姉ちゃんに会いたかっただけなんだ」 ……可愛いこと言うじゃない。 嘘だって丸わかりだけど。