杏side あたし達も体育館に到着! 「先輩ッ!」 今度は、正真正銘、女子剣道部員の唯一の後輩、榊友梨(さかき ゆり)が駆け寄ってきた。 「友梨¢早いね」 「何言ってるんですか、愛華先輩!後輩として当然です!」 『偉いなぁ…。幽霊部員達にも見習って欲しいね』 そう、あたし達女子剣道部は幽霊部員が約10名ほどで常に出席しているのは10名弱なのだ。 「それじゃあ、練習始めるよ」 3年生のキャプテンの声が体育館に響く。 「『ハイッ!!』」 あたし達は練習を開始した。