普通に話せてるし先生も普通に接してくれている。 そんな先生が私になんの話だろう? 結局、先生は私に弁解したいだけなのだろうか? 一人の可愛そうな生徒が誤解して 傷つくのを防ぐために。 「どんだけネガティブなんだ私…。ポジティブが自慢だったのに」 鏡の中の自分にそう呟く。 「ポジティブになれよ自分!!」 再び鏡の中の自分にそう言い聞かせ 私は教室に戻った。