亜美SIDE


「おはよ」

「あ、亜美。はよ」


いつも通りの朝。

いつも通りの時間。

いつも通りの日々。

今日は休日だたいうのに

もの凄くオシャレをしている司。


「どこか行くの?」

「あぁ、ダチんとこ」


ニコリと微笑む姿に嘘はないと思った。


「気をつけてね」

「おぉ、いってきま~す」

「いってらっしゃいっ」


司がいなくなった部屋は

暗く沈んだ。


「わたしもどこか行こうかな・・・」


1人でいても暇だし・・・

服でも買いに行こうかな。


ご飯を食べて

着替えて

適当にメイクをする。


「よし、行こ」


家を出て

いつも行っているショップに足を運ぶ。


『あ、亜美ちゃん!!!』

「おはようございます」

『今日はどんなのをお求めかな??』

「わたしに似合うものがいいですね」


わたしに話しかけてきてくれたのは

この店の店長さんだった。