年下の王様

こんな家庭を守る俺と親父は必死に働くだけさ…。



新築した家のローンをふたりで払ってさ…。



老けたけど陽菜は陽菜のままだし。



こんな日常がやって来るなんて夢にも思ってなかった。



でも俺は幸せで。



「「パパ~」」

「んぁ?」

「「お誕生日おめでとう!!」」

「あっ、忘れてた…。ありがとな」

「パパ大好きっ!!」



俺もチビ達は大好きだ。



コイツらを産んでくれてありがとう、陽菜。



最高の幸せをありがとう…。



「斗和!!ケーキ作ったの!!デコレーションうまくないっ!?きゃぁぁぁぁっ!!」

「グェッ…」

「あっ…が、顔面ケーキ…。ごめんなさぁい!!」

「ふ…ざ…けんな…よ…陽菜ぁ!!毎回同じとこでコケてんじゃねぇよ!!どうすんだコレ!!」

「ごごごご…ごめ…」

「テメェ後で見とけよ…」

「イヤです!!ごめんなさいっ!!」

「顔が笑ってんぞ…。誕生日だし、夜、お仕置き」

「へっ!?イヤぁぁぁぁ~~~!!」



やっぱりお前、一生飽きねぇわ。




END