年下の王様

偉そうなこと言ったけど…。



俺も人のこと言えねぇ…。



「おふたりは信頼し合ってるんですね」

「信頼…はしてる。だってこんなイモチビもらってくれんの俺以外いねぇからな」

「北川先生はモテます!!気をつけてください…」

「大丈夫、もう離れねぇから」



泣き顔でニコッと笑った新城。



とりあえず今日はここに泊まると言う…。



俺も泊まる気でいたんだけど…。



まぁいいか…。



「陽菜、俺帰るわ」

「うん。ありがと…」

「なにがだよ…」

「信用してくれて!!」

「…………俺は浮気するけどな」

「えっ!?ウソだよね!?」



しねぇよバーカ。



どんだけ惚れてっと思ってやがる。



「しばらく店忙しいから会えねぇ」

「我慢する!!」

「次は容赦しねぇよ?じゃあな」



耳元で囁いた言葉に真っ赤になった陽菜に一瞬だけキスした。



玄関先だから見えてねぇだろうし。



じゃあ俺は遊びに行くかな。



「ヒマになったから構えよ」

「ちょうどよかった、飲み行くから来いよ」

「おぉ、行く行く」



遊びに行こう~。