年下の王様

うろうろしてる陽菜を捕まえてベッドに引きずり込んだ。



動揺してるし…。



「な、なにしてるのかな?」

「会わなくて触んなくて死ぬ」

「会わないって言ったのは斗和じゃん…」

「それは陽菜が夜遊びばっかりしてるから…。ってか髪カワイイ…」

「カワイイとか言われると…ちょっと…」



顔が赤くなった陽菜が最高にカワイイ…。



マジでこのまま食ってしまいたいけど…。



俺の体は大丈夫か?



それが心配で…。



「病人なんだから今日はおとなしく寝てたら?」

「じゃあ明日元気になったら何してもいいわけね?」

「何してもってなに!?」



へへっ…。



俺は今すぐにでも陽菜をどうにかしたいんだ…。



だけど今日は我慢してやるよ。



体力温存しておこうじゃないか。



そのあとは陽菜が買い物に行ったり軽くご飯食べたり。



「ケーキ…」

「あっ、食うからちょうだい?」



バレンタインだったの忘れてた…。