年下の王様

でも店は順調に客足を延ばし、もうすぐバレンタイン。



売れまくれ商品達よ…。



今日も常連さんが来店。



「いらっしゃいませ。気になったのあったら出しますから声掛けてくださいね」

「お兄さんが気になってます!!」

「は!?お、俺?」

「お友達からでいいんで携帯番号など教えてほしいなって…」



初めて客に告られた~…。



しかも陽太が見て見ぬ不利してやがる…。



「申し訳ないんだけど彼女などがいるんだよね…」

「そうですよね…。期待しすぎました…」

「本当に申し訳ないです…」

「いえ、また来ます…」



客を振るってキツいな…。



しかも常連さん…。



バイバイ…。



「斗和ってやんわり振ることできたのか…」

「客だからな」

「学校のヤツには容赦ねぇよな…」

「後腐れ最悪だし」

「この策士め」



そりゃあ俺だって使い分けるっつーの。



叔父さんと母ちゃんの顔潰せねぇんだから。