年下の王様

結局夜に貸し切り風呂に入ることになり…。



まずひとりでゆっくり入って来ます…。



ヌルヌルのお湯は美肌!!



若返りっ!!



せめて斗和にはオバサンだと思われないために!!



お湯から出て何年ぶりかに浴衣を着た。



裾がちょっと長いのなんていつものこと。



チビだから仕方ないんです。



そのまま部屋に戻ると浴衣姿の斗和と遊吾君が遊んでた。



キラキラしすぎっ!!



浴衣似合いすぎっ!!



眩しいわ…。



「オイ、てめぇは死人か」

「へっ?やっぱり間違ってる?」

「着せてやるから来い」



手際がいい斗和…。



さっきよりピシッと着れた気がする!!



「若いのにすごいね…」

「チビん時に日舞やってたから。父ちゃんの実家が日舞の名家」

「そうなの!?」



じゃあ理事長って根っからのボンボン…。



すごい家だね、斗和の家系って…。



「母ちゃんよりオッパイ大きい…」

「どこ見てんだよ遊!!」

「だって父ちゃんが母ちゃんにヒンニューって言ってる」



遊吾君の可愛いげがなくなって行く~…。