年下の王様

シャワーをふたりで浴びた。



図々しくてごめんね、片桐君…。



「消えかかってる…」

「キスマーク着けすぎだよ…」

「見えるとこには着けてねぇよ。だけど俺んだって証拠…」



消えかかってたのにまた増えたキスマーク…。



だけど今は安心の材料…。



もっといっぱいつけて?



斗和のだって確認させて…。



「斗和…好きって言って?」

「好きだよ、陽菜。世界一…」



やっぱり斗和を巻き込みたくない。



大好きだからこそ、余計に…。



「シよ?」

「なんで?」

「好きだから~!!」

「ここ陽太んちだってわかってる?」

「あとでごめんなさいしといて!!」



斗和のこと忘れないから…。



ずっと斗和だけが好きだから…。



だから巻き込みたくない…。



「陽菜…陽菜…陽菜…」



愛しい斗和の腕…。



この声もこの体温も…。



忘れないからね…。



だから…。



教師と生徒に戻ろうか…。