年下の王様

息を切らして戻って来た斗和と片桐君の部屋に入った。



男の子こ部屋って感じで…。



「陽太にはわけ話したから。アイツ店に泊まってくれるって」

「悪いことしちゃったな…」

「平気、陽太には何個も借し作ってるし」

「ごめんね、斗和…」



抱きしめられてから飲み物をくれた。



勝手に飲んで平気かな…。



「シャワー浴びたら?俺の服置いてあるからそれ着たらいい」

「自分がイヤになるよ…」

「陽菜が悪いんじゃねぇっしょ?腹減ってねぇ?なんか買って来っか」

「いらない…。食べたくないからそばにいて?」



斗和に頼るのは筋違い…。



あたしの問題に巻き込んじゃいけないのに…。



なのに…自分でもどうしたらいいのかわからない…。



「一緒に風呂入るぞ」

「えっ?」

「陽太ん家のシャンプー、超いいから」

「うん…」

「うわぁ~、チカちゃんの痕跡…」



片桐君の彼女の服が置いてあった…。



ものすごくごめん…。