年下の王様

外に出て路頭に迷う。



友達がまだ帰ってなくて行き場がない…。



そんな時、タイミング悪く斗和からの電話…。



「も、もしもし…」

「今どこ?まだ学校?」

「斗和…家に…英希がいるの…」

「は?お前は!?」

「外に出たけど…どうしよう…」

「迎えに行くから動くなよ?すぐ行くから場所教えて?」

「アパートの近くの…コンビニ…」



斗和に頼りたくなかったけど…。



だけどどうしたらいいかわかんなかった…。



しばらくしてから斗和が迎えに来た。



行くとこがなくて、手持ちもなくて…とりあえず斗和の言う通り。



知らないアパートの前にやって来た。



「誰のお家?」

「陽太ん家。今日バイトだからちょっとカギ借りて来る」

「どこ行くの!?」

「陽太の店。こっから近いからすぐ戻る。一緒にいたらマズいだろ?陽菜は待ってて」



斗和が優しい…。



あたし泣きそうだよ…。



やっぱりあたしは斗和が好き…。