年下の王様

【斗和】



バイト代が入った。



よし、バイトはやめよう。



短期アルバイトの名目で雇ってもらってたからあと1週間で終わり。



その前に三者面談だ。



「父ちゃ~ん、時間!!」

「ん~…。今行く~…」



理事長室でアイマスク…。



昼寝してたな…。



目を擦ってから髪をかきあげた父ちゃん。



カッコイイって言われるのはこの顔か…。



ヒゲはやし始めたし…。



「メガネメガネ…」

「頭の上…」

「あっ、恥ずかし~…」

「ボケた?」

「寝ぼけた!!行くぞ」



また近々出張で家を開ける。



母ちゃんが一気にテンションを下げる期間に突入ってわけ。



「進路について母ちゃんになんか言われたか?」

「あっ、なんか最近おかしいことをボソボソ言ってる」

「やっぱり…。お前は俺の後継ぎだよな?まさか母ちゃんの後継ぎなんて考えてねぇよ?」

「そんな選択肢があることを最近気付いたんで申し訳ないけど保留」



父ちゃん泣きそうじゃん…。