だから、進行を待っている間でさえ楽しかった。 お互いにふざけたり、時にはハメを外した行き過ぎなジョークを諌めたり。 ただ、例えどんな時だろうと、 自分だけは平静を保っていられるつもりだった。 しかし、そこの式場で働く彼女を一目見た時、 俺は心臓が止まるかと思った。