「いや、何か疲れてるんみたいだから……」 そんなに、顔に出ているだろうか。 「テストだったから、だよ……」 「ふーん」 美結は納得したように、鞄に教科書を詰め始めた。 (そうだ……今日は、午後部活だ……) 私は、ポケットの携帯電話を確認した。 メールは、一通も来ていない。 軽く溜息を吐いて、私も荷物をまとめ始めた。