それに……もしも、修も倫子も外出していて、親と対面、 という事になりでもしたら……どうにも厄介な事になりそうな気がしてならなかった。 携帯電話を開くと、メールが数件来ていた。 ほとんどがダイレクトメールだったので、それらはいつも通りの手順で、 速やかに削除した。 しかし、一時間ほど前に来ていたメールは、倫子からだった。