空き瓶ロマンス




動揺しているのが丸分かりだ。


もっと、堂々としらばっくれてしまえばよかったのだが、



そんな器用なまねは、信也には出来なかった。




「ああ、そんな怖い顔しなくても、誰にも言いやしませんって」



少年は、目をくいっと細く歪めて、笑った。