空き瓶ロマンス





(……そうだ、前回は新郎友人卓だったから……)



思い出した瞬間、心臓がどきりと動き、


背中に一瞬で冷や汗が走った。




だがその時、



――コトン!





(しまった……!)




お客の飲みかけのグラスを、肘にぶつけて倒してしまった。