空き瓶ロマンス




充実したというか何というか、とにかく疲れた事だけは確かだった。




緩やかな振動、騒音の少ない暖かい車内は、自然と睡魔を誘ってきた。




心地良い揺りかごの中にいるようだった。






そして、それからすぐに意識が途絶えた。