「それだーっ!!」 私が叫んだと同時に、丁度チャイムが鳴り、 私達は美術室を後にした。 (五限目は現文か。 とりあえず、次の授業中でメールしよう……) 解決策が見えた気がして、私は彼には悪いが、少しわくわくしていた。