ナミキは顔を赤くした。



そして、ナノカが死んだ春から冬になった頃、ナミキに体育館の前に呼ばれた。


ナミキは始め顔を赤くして何を言っているかよく聞こえなかった。
わたしは、何故か分からないが超鈍感な女の子だったらしい。
ナミキは呆れて、ため息をついて言った。
「付き合ってくれ!」
わたしは
「別にいいけど・・・」
スラッとした私の答えに、ナミキはキョトンとしていた。わたしは、悪いことを言ったのか言ってないのかすら分からなかった。


とりあえず付き合い始めた。わたしの心は付き合い始めて徐々に開き、付き合って2ヶ月ちょっとの時完全に心が開いた。


まだ、時々ナミキを父親と間違える時がある・・・。

ーおわりー