幼なじみ~初恋~番外編

「じゃあ、俺仕事行ってくるな」


「うん。ありがと、ひろ君」


ひろ君は一通り私に必要な物を用意していくと、仕事に出掛けた。


「ごめんね、赤ちゃん。苦しいよね」


お腹に話しかけて、そっと目を閉じた。


「・・・うん。分かった」


それから目が覚めたのは、ケータイが鳴ってる音が聞こえたから。


相手はひろ君。


仕事が終わりそうになくて、帰るのが夜中になりそうだって話。


『具合どうだ?』


「あんまり。ずっと寝てたの」


『そっか。なるべく早く帰るから』


「うん」


ひろ君との電話を切って、熱を測る。


ふと時計を見ると、夜の7時だった。