幼なじみ~初恋~番外編

「何言ってんの。てか、キッチン綺麗だね~」


沙希ちゃんがキッチンをグルッと見回す。


「必要な物しか置いてないから」


「勝手に使っていい?冷蔵庫とか」


「うん。久しぶりに帰ってきたから、冷蔵庫に何があるか分からないけど」


さっき淹れた紅茶を飲んで、ホッと一息つく。


「わ~いっぱい入ってるよ」


冷蔵庫を開けた沙希ちゃんから、驚きの声が上がる。


「野菜もあるし、お肉も魚もある。弘樹さんだよね」


「うん。きっと私が買い物行かなくてもいいように、いっぱい入れておいてくれたんだよ」


ひろ君忙しいのに、そんなことまでしてくれたんだ。


「もうなんでも食べれるの?」


「たくさんは無理だけど」


「じゃあ、オムライスでもしようかな。野菜スープと」


「うん。食べたい」