幼なじみ~初恋~番外編

「まず、君たちの意志は?」


「私は生みたいです」


「僕も、生んで欲しいとは思ってます。でも正直、春菜の体が心配です」


うんうんと、前田先生がうなずく。


「まあ先に、僕と怜香先生と話合った結果を言うね。自然分娩は、少し厳しいかもしれない。心臓にも負担がかかるしね」


今は大丈夫だけど、生まれたとき私は心臓が弱かった。


2歳のときに手術をして、それからは普通の生活を送ることが出来てる。


年に1回病院で検査を受けてるけど、学校の心電図検査も引っ掛かったことはないし。


「風邪ひいても、今までのように薬は出せないし。体調崩したら、即入院してもらわないといけなくなると思う」


怜香先生が、真剣な顔をしてそう言う。


「春菜ちゃん、自分の体調管理ちゃんと出来る?」


「はい。頑張ります」


「帝王切開も覚悟出来るかな?」


「それで赤ちゃん生めるなら」


赤ちゃん生めるなら、私はなんでも我慢するよ。