幼なじみ~初恋~番外編

「ひろ君、今度一緒に病院行ってくれる?」


「あっ、ああ」


「ひろ君、嬉しくない」


どこか厳しい表情をしてるひろ君に、なんだか悲しくなる。


「ごめん春菜。ちょっとびっくりして、いろいろ考えちゃって」


「いろいろって、私の体のこと?赤ちゃん生めるかって?」


「うん」


「ごめんね、ひろ君。私、誰になんて言われようと、赤ちゃん生むから」


たとえ、ひろ君が反対しても、親がダメって言っても、怜香先生に無理って言われても、私は絶対この子を生んでみせる。


この子を生めなかったら、もう私のところには一生赤ちゃんは来ない気がするから。


「ねえ、ひろ君。ひろ君、赤ちゃん嬉しくない?」


でももし、ひろ君が子供いらないっていうなら、私は・・・


「いや、嬉しいよ。それだけは、はっきり言える」


「よかった」


やっとひろ君が笑顔を見せてくれて、私もひろ君に笑顔を見せることが出来た。