幼なじみ~初恋~番外編

それからどれくらいたったか分からないけど、誰かに頭をなでられて目を覚ました。


「ごめん、春菜。起こしたな」


「ひろ君・・・おかえりなさい」


「ん、ただいま。気分悪い?キッチンもやりっぱなしだったし」


ひろ君が私のおでこに手を置く。


「ひろ君、聞いて」


「ん?」


「今日ね仕事中に気持ち悪くなっちゃって、怜香先生のところに連れて行って貰ったの」


「うん」


ひろ君の表情が曇る。


「それでね、今まで調子よかったし一応検査しようって話になって。血液検査と尿検査したのね」


「うん」


「そしたら、妊娠してるって」


「えっ?」


ひろ君の目が、大きく見開かれた。