幼なじみ~初恋~番外編

「はい」


怜香先生も、前田先生も、私が妊娠したことにあまりいい顔はしなかった。


「怜香先生が主治医だね」


「はい」


「彼女ともよく話し合っておくからね。とにかく、近いうちにもう一回おいで」


「分かりました」


軽くお辞儀をして、診察室を出る。


お金を払って、家に帰ってきた。


「赤ちゃん」


ソファーに座って、そっとお腹に手を当てる。


「絶対生んであげるからね」


誰がなんと言おうと、私はこの子を生む。


無理なんかじゃないもん。


時計を見ると、夕方の5時。


そろそろ夕ご飯の準備をしないと、ひろ君が帰って来ちゃう。