「どう?おいしーでちゅかぁ?」


鶴くんの反応を見て楽しむ月ちゃん。


「ばっ、ばかやろー。からかうなよなぁ」


お、鶴くん、ちょっと反抗してる。


真っ赤な顔して、手で自分の顔をあおいでいた。


「じゃー、次。さやの番」


「えっ?」


「え?じゃないよ、さや。ミルフィーユは、あの店のNo.1でしょー。鶴にも食べさせてやってよ」


「……いる? 鶴くん」


こーなったら私が拒否するのもヘンな感じだし、とりあえず聞いてみた。


そしたら。