しばらくすると当麻くん、薬が効いてきたのか眠たくなったみたい。


唇を離して、抱き合ってるうちに、スッと寝入ってしまった。


動いたら起きそうだったから、ちょっとだけ添い寝するつもりが……


私もウトウト1時間ぐらい寝てしまっていた。


目が覚めると


……当麻くんが腕まくらしてくれていた。


いつ起きたのか、自然にそうしててくれたのかはわからないけど


……幸せ。


早く、毎日こうやって目覚める朝がくればいいな。







眠る当麻くんの頬に軽くキスをして、


布団からそっと出た。








目の前で眠る当麻くんを見てるだけで、


幸せな気持ちでいっぱいになるよ。


早く……


元気になってね。