恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

「そんなの……絶対にダメ。それに、そのひとは……当麻くんの彼女じゃないのに」


私がそう言うと、茶髪男は首を傾げた。


「オレたち、絹川を見つけてから、ずっと張ってたんだぜ。

ココにしょっちゅう出入りしてたのは知ってっし、絹川の周辺にいんのはこのオンナだけだった」


「だからって、彼女って……おかしくないですか!?」


「ハンッ、うるせーな。さっきこのオンナも、認めてたぜ?」


……え? なに、それ。


「違っ……」


否定しようとしたら、茶髪男を呼ぶ声が、下から聞こえてきた。


サングラスの男の声だ。


「あ、こんな話してたから……また時間なくなったな。

大人しくしてたら、あんたはちゃんと返してやっから。

……ちょっと下おりてくるからな。待ってな」


茶髪男は、私の手首と足首に巻いた紐を、香純さんが横たわるソファの足にくくりつけ、


そう言い残すと、1階へと消えて行った。