恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

「ったく、オンナにぶたれてんじゃねーよ。

お前の相手はあっちのオンナだろ。今日の最大の目的、忘れたのかよ」


『最大の目的』……?


「わかってるけど、オレ年上にキョーミねぇし。コッチの子の方が……」


茶髪男がそう言うと、サングラスの男が一喝した。


「グダグダ言ってんじゃねーっ! 絹川が来るまでに、あのオンナ、しっかりかわいがってやれ」


……えっ。


今、なんて言ったの?


茶髪男は、ブツブツ言いながら私を連れて2階へとあがっていく。


「ったく、面倒な役目はオレかよ。つまんねぇな……」


当麻くんの名前が出てきたってコトは……


今日ココにコイツらが来たのは、香純さんを狙ってたんじゃナイってコト?


もしかして……狙われてるのは、


当麻くん?


「あ……あの」


「……あんだよ」


私が話しかけると、茶髪男に鬱陶しそうに返される。