中に入るのは怖いけど、なんとかして助けださないと。
せめて……当麻くんか、お兄ちゃんがくるまでの、
時間稼ぎをしなくちゃ。
「さ、コッチにきてもらおーか」
黙っていると、肩を押され喫茶店の中へと引きずりこまれた。
――カラン、カラン。
いつもは、和やかに聞こえる喫茶店の扉についたベルの音。
扉を開けると、優しいお爺さんと香純さんの笑顔が目に飛びこんでくるの。
……なのに。
荒らされ、めちゃくちゃになった店内。
割れたグラスや、窓ガラスの破片が辺りに散らばっている。
お爺さんが大切にしていた、アンティークカーが飾ってある棚も、
見事にグチャグチャになっていた。
「……ヒドい」
思わずこぼすと、サングラスの男が
――ダンッ!
と強い力で足元の床を踏みつけた。
ビクッ! と跳ねあがる、私の肩。
せめて……当麻くんか、お兄ちゃんがくるまでの、
時間稼ぎをしなくちゃ。
「さ、コッチにきてもらおーか」
黙っていると、肩を押され喫茶店の中へと引きずりこまれた。
――カラン、カラン。
いつもは、和やかに聞こえる喫茶店の扉についたベルの音。
扉を開けると、優しいお爺さんと香純さんの笑顔が目に飛びこんでくるの。
……なのに。
荒らされ、めちゃくちゃになった店内。
割れたグラスや、窓ガラスの破片が辺りに散らばっている。
お爺さんが大切にしていた、アンティークカーが飾ってある棚も、
見事にグチャグチャになっていた。
「……ヒドい」
思わずこぼすと、サングラスの男が
――ダンッ!
と強い力で足元の床を踏みつけた。
ビクッ! と跳ねあがる、私の肩。


