恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

しばらくして鶴くんが表に戻ってきた。


「裏のガラスが割られてるし……誰かが不法侵入したっぽいな。中にひとがいるの?」


「あの……当麻くんのイトコが。お爺さんも住んでるから、もしかしたらお爺さんもいるかも……」


けど、今日の香純さんの様子だと、ひとりっぽい感じだったよね。当麻くん呼んで欲しいって言ってたし。


「そっか。オレ、あっちから入ってみる」


そう言って、鶴くんは今戻ってきた裏口の方を指さす。


「鶴くん、危ないよ」


「……大丈夫。これでも、小さい頃護身術ぐらいは習ってたんだ」


「そんな……大丈夫?」


「それより、絹川くんのイトコが心配だから」


「うん……」


鶴くんは私の前に顔を突きだし、ニコッと笑う。


「こういう役目は……絹川くんがやるんだって思ってた」


「……えっ?」