ケータイを持ったままクラスと反対の方向に進む私を見て、鶴くんがあとを追っかけてくる。
「さやちゃん、テスト始まるよ! どこ行くの?」
「今……当麻くんのイトコと電話してたんだけど、男の人につけられてて……お店に人がっ」
涙が出てきて、ウマく喋れない。
「ちょっ……大丈夫!? 絹川くんのイトコが危険だってコト?」
私の今の説明でどう伝わったのかが不思議なんだけど、
頭の回転がいい鶴くんだからか、これだけで全てを察してくれた。
「……行こう!」
えっ?
鶴くんはグイグイと私の腕を引っ張っていく。
「鶴くんは……いいよ。途中でお兄ちゃんに連絡するから」
「流星さんがすぐ掴まるとも限らないし……。とりあえずオレたちだけでも急いで行こう!」
「さやちゃん、テスト始まるよ! どこ行くの?」
「今……当麻くんのイトコと電話してたんだけど、男の人につけられてて……お店に人がっ」
涙が出てきて、ウマく喋れない。
「ちょっ……大丈夫!? 絹川くんのイトコが危険だってコト?」
私の今の説明でどう伝わったのかが不思議なんだけど、
頭の回転がいい鶴くんだからか、これだけで全てを察してくれた。
「……行こう!」
えっ?
鶴くんはグイグイと私の腕を引っ張っていく。
「鶴くんは……いいよ。途中でお兄ちゃんに連絡するから」
「流星さんがすぐ掴まるとも限らないし……。とりあえずオレたちだけでも急いで行こう!」


