「不安ってコト?」
「いや……なんだろな。オレらしくねぇな。
さやの温もりが、欲しかった……ってトコか?」
当麻くんはハハッて笑うんだけど、私の胸の中はどんどん重たくなってくる。
「当麻くん、明日……やっぱり会って話したいな」
「……悪い。明日は、ムリ。
だったら、今から行くけど?」
当麻くん、ちょっと苛立ってる感じ。
声のトーンが一段と低くなった。
……どう、伝えたらいいのかな。
キララちゃんとは何でもナイっていう、当麻くんを信じたいけど
なにか……決定的な言葉が欲しいよ。
電話する前は、『何でもない』って言ってもらえるだけでいいって思ってたのに、
電話だと、話せば話すほど不安になる……。
「……わかった。ちょっと待ってろ。今から行くから」
「うん。ゴメ……」
「ゴメン」って言い終わる前に、電話は切れてしまった。
「いや……なんだろな。オレらしくねぇな。
さやの温もりが、欲しかった……ってトコか?」
当麻くんはハハッて笑うんだけど、私の胸の中はどんどん重たくなってくる。
「当麻くん、明日……やっぱり会って話したいな」
「……悪い。明日は、ムリ。
だったら、今から行くけど?」
当麻くん、ちょっと苛立ってる感じ。
声のトーンが一段と低くなった。
……どう、伝えたらいいのかな。
キララちゃんとは何でもナイっていう、当麻くんを信じたいけど
なにか……決定的な言葉が欲しいよ。
電話する前は、『何でもない』って言ってもらえるだけでいいって思ってたのに、
電話だと、話せば話すほど不安になる……。
「……わかった。ちょっと待ってろ。今から行くから」
「うん。ゴメ……」
「ゴメン」って言い終わる前に、電話は切れてしまった。


