「……えっ?」
「どこって……。ヤボ用で出かけんだよな。やっぱ、会う時間ねぇかも」
“ヤボ用”だなんて、そんな曖昧な言い方しないでよ。
「……当麻くん、明日キララちゃんと……会うの?
今日言ってた。明日……当麻くんとデートするって」
胸がギュッと締めつけられる。
けど当麻くんは、なんてコトなさそうに笑いとばした。
「ハハッ、なに言ってんのアイツ。オレの用事は別だっつの」
……え、そうなの?
だったらどうしてあんなに嬉しそうに言ってたんだろ。
とてもウソついてるようには、見えなかったけど。
「キララちゃん、当麻くんがつけてたのと、同じストラップつけてたよ……。
アレって、キララちゃんにもらったんだね」
私がそう言うと、当麻くんは一瞬黙ってたけど、
すぐに喋りはじめた。
「どこって……。ヤボ用で出かけんだよな。やっぱ、会う時間ねぇかも」
“ヤボ用”だなんて、そんな曖昧な言い方しないでよ。
「……当麻くん、明日キララちゃんと……会うの?
今日言ってた。明日……当麻くんとデートするって」
胸がギュッと締めつけられる。
けど当麻くんは、なんてコトなさそうに笑いとばした。
「ハハッ、なに言ってんのアイツ。オレの用事は別だっつの」
……え、そうなの?
だったらどうしてあんなに嬉しそうに言ってたんだろ。
とてもウソついてるようには、見えなかったけど。
「キララちゃん、当麻くんがつけてたのと、同じストラップつけてたよ……。
アレって、キララちゃんにもらったんだね」
私がそう言うと、当麻くんは一瞬黙ってたけど、
すぐに喋りはじめた。


