――グサリ。
ウマく当麻くんの好きな箇所を言えなかった自分の不甲斐なさに傷ついた。
他にもね、いっぱいあるんだよ。
けど、具体的に言うとたっぷり時間がいるし、漠然としたコトを言ったまでなんだけど。
なにかフォローしようと思ってたら、キララちゃんが先に喋りはじめた。
「私ね、当麻の顔がタイプなんだ! あんなカッコいいひと、ウチのクラスにいないし」
えっ!?
「それって、中身じゃないんじゃぁ……」
「もちろん中身も好きだよ? 困った時に一番いい解決法を教えてくれるし。
けど、顔が一番好き。だから、他のひとじゃダメなんだよ」
ウッソ!
っていうか、私だって当麻くんの顔……大好きなんだけど。
って私が今ココで言ったら、なんだか情けない気がしてきた。
ウマく当麻くんの好きな箇所を言えなかった自分の不甲斐なさに傷ついた。
他にもね、いっぱいあるんだよ。
けど、具体的に言うとたっぷり時間がいるし、漠然としたコトを言ったまでなんだけど。
なにかフォローしようと思ってたら、キララちゃんが先に喋りはじめた。
「私ね、当麻の顔がタイプなんだ! あんなカッコいいひと、ウチのクラスにいないし」
えっ!?
「それって、中身じゃないんじゃぁ……」
「もちろん中身も好きだよ? 困った時に一番いい解決法を教えてくれるし。
けど、顔が一番好き。だから、他のひとじゃダメなんだよ」
ウッソ!
っていうか、私だって当麻くんの顔……大好きなんだけど。
って私が今ココで言ったら、なんだか情けない気がしてきた。


