抱きついてから、もう3分は経ってるかも。
当麻くんはじっとその体勢のまま、静かにしていた。
夏真っ盛りだし、温かいというよりは、汗がじ~んわり。
「もう、いい?」
そしたら当麻くんはゆっくり振り返り、私と向かい合わせになった。
「おぅ。なぁ、やっぱ明日……会う?」
えぇっ、そうなの? さっきは『明日はちょっと……』みたいな感じだったのに。
「いいよ。バイト忙しいんでしょ?」
「まぁな。ま……夏休みの最後出かけるし、それまで楽しみはとっとくか?」
「うん、そうしよ! ……楽しみだね」
笑いかけると、当麻くんは私の手を軽く握る。
「行きたい場所のリクエストは?」
「特にナイよ。当麻くんと一緒だったら、どこでもいい」
「かわいいコト言うヤツ~!」
そう言って、当麻くんは正面から抱きついてくる。
当麻くんはじっとその体勢のまま、静かにしていた。
夏真っ盛りだし、温かいというよりは、汗がじ~んわり。
「もう、いい?」
そしたら当麻くんはゆっくり振り返り、私と向かい合わせになった。
「おぅ。なぁ、やっぱ明日……会う?」
えぇっ、そうなの? さっきは『明日はちょっと……』みたいな感じだったのに。
「いいよ。バイト忙しいんでしょ?」
「まぁな。ま……夏休みの最後出かけるし、それまで楽しみはとっとくか?」
「うん、そうしよ! ……楽しみだね」
笑いかけると、当麻くんは私の手を軽く握る。
「行きたい場所のリクエストは?」
「特にナイよ。当麻くんと一緒だったら、どこでもいい」
「かわいいコト言うヤツ~!」
そう言って、当麻くんは正面から抱きついてくる。


